
筝(琴)の歴史
筝(琴)は奈良時代直前に中国(唐)より日本に伝わり、当初は雅楽の管弦 楽奏用楽器の一つとして使用されていました。 日本における筝曲の発祥は筑紫流といわれています。これは、九州久留米の 善導寺の僧侶賢順が雅楽と琴曲(きんきょく)の影響を受け、筝(琴)の音楽 を室町時代末期に大成させたものです。 17世紀に八橋検校が現れ、この検校を始祖として現在のような筝曲が発展 し、三味線同様いろいろな流派が生まれました。現在では生田流、山田流の二 派に分かれております。 琴はそれまで三味線の伴奏としてしか使われていなかったのですが、18世 紀に江戸の山田検校が独奏楽器として琴の曲を作りました。同時に琴師重元房 吉が、琴にさまざまな改良を施しました。 長さを6尺に、厚みより持たせ、縦方向のソリを強くして音量の増大を図り、 なおかつ、琴爪を大きくしたので音質も明瞭になりました。 その製作技術、技法は今日まで伝えられ、山田流、生田流を問わず広く使用さ れています。
どうしてお琴?
ズバリ!動機は不純!(笑)
娘の名前が・・・琴子♪ 名前が琴子で趣味はお琴!いいねぇ〜(*^-^*)
娘に習わせよーっと。思いついた時(当時琴子三歳)
「琴ちゃん、お琴習う?琴ちゃんとおんなじ名前の楽器。(*^-^*)」と聞いてみたら
(*¨)(*・・)(¨*)(・・*)うん うん。というので、即決定!
タウンページで『楽器屋/お琴』で検索して、電話をかける。
良心的な楽器やさんで、
「楽器の購入は少し、やってみられてからどうぞ。」と言われ
住所を言うと、最寄の先生をご紹介して下さいました。
先生との出会いでした。(*^-^*)
お琴は、弾く前に調弦が必要です。
三歳の娘が練習したくても絶対 無理!! せめて調弦できるくらいまで私もやらなきゃ。
と思い一緒に習い始めました。
初めてのレッスンの後、
「これは、家にお琴がなくちゃ先に進めない。
この楽器をもっと知りたい。
頑張って早く上手になりたい。 Myお琴が必要!」と強く感じ
速攻買うことに決めたのです。
お琴ってお高いの?
お琴屋さん(楽器屋さん)に並んでいるものは、下は、10万円を切る物から、上は、数百万円。
歴史的芸術品には値段が付けられません。
材料は、どれも桐ですが、表皮に近い方が、木目がつんで、堅くて、重く、良質とされています。
木の直径が琴の幅より太くなる為には、最低20年はかかります。
また、造りも、音の反響などを考えて、色々工夫がこらされています。
筝(琴)の種類
上角巻(うわづのまき)
四分六板(しぶろくばん)角、柏葉にフチどりが 施されています。
●半上角巻(はんうわづのまき)
四分六板(しぶろくばん)、角にフチどりが
施されています。
●角巻き(かくまき)
角にフチどりが施されています。
●ベタ巻き
装飾が何もなく、主に教材用として使われます。
上記の他、高級品になりますと口前に彫刻の入った「金口」と呼ばれる金具を
はめ込んだり、
角、柏葉、足に象牙を細工して装飾したりします。
一般に、琴の表面に木目がより浮き出たものが好まれます。
長い年月を経た桐 原木の中でも、年輪が波打っていたり、
細かく均等に入っているものは数ある原 木のなかでも極わずかです。
またその原木から採れる甲らは一面分、運良くて二
面です。
このように大変貴重なものですから、さまざまな装飾を施して、より高級感を
出すのです。
私は、三面持っていますが、一番初めのお琴は
楽器屋さんに三面、先生のお宅まで持ってきて頂いて音色で決めました。
お値段ではなくて!です。(笑)
ちなみに、お値段は、約40万円。(やっぱ、高いね〜^^;)
しかし、これだけではまだ弾くことができません。
付属品がいるんですねぇ〜 ^^;
筝(琴)の付属品
1.ソフトケース(雨の日の持ち運びもOK)
2.ゆたん(琴袋)
3.柱箱 (普段のお稽古の時は、これを龍角の下に置いて弾く。)
4.琴台(気の張る演奏会以外は、コレで0K。気の張る演奏会は、猫足使用)
5.爪入れ
6.調子笛
7.口前(演奏会の時は、外す。)
8.琴爪 (象牙。生田流・先が四角。山田流・先が三角。
9.琴柱(本当は象牙)
10柱入れ(演奏会の時など持ち歩く時に使用)
11.譜面台
12.立筝台(イスに座って筝を 弾く時に乗せる台。)
何流?
生田流です!
生田流箏・三絃「正派邦楽会」 が私の流派です。
正派邦楽会とは?
大正2年、初代家元・中島雅楽之都が、長野市にてわずか17歳で「正派生田流」の教授活動を始めました。
初代家元は"人の和"を何よりも尊しとし、音楽によってその絆が強く結ばれるのを理想として、
箏曲の普及活動に努めました。その一方、数々の優れた作品を発表するなど、
常に自己研鑚を続けるとともに、それまでの口伝教授法の箏曲指導に自ら記譜法を考案し、
いち早く「箏曲楽譜」を促進させて、流派を問わず、多くの作曲家の作品を出版してきました。
現在では全国10支部・海外1支部、約60万人の会員を抱えています。
楽譜って、やっぱり違うの?
はい。はい。違います。
縦書きです。漢数字で書かれています。
現在使われている楽譜は、
弦名譜といって、一、二、三、・・・斗、為、巾の弦名を書いて表します。
13本の弦は、演奏者に遠い方から順に、一から名づけられています。
古くは、難しい漢字名があったと記憶していたので、調べて見ました。
一、二、三、・・・の代りに
仁、智、礼、義、信、文、武、翡(ひ)、蘭(らん)、商、斗、為、巾 と呼んだ事もあったそうです。
斗、為、巾 だけ残ったのは、十一 と書いたのでは、十と一を同時に弾く時と区別が付かないからでしょう。
絃を支えているのは、柱(じ)という道具で(先生は、象牙。私はプラッチック。)
この柱の位置で音程を調節し、音階を作ります。
柱の位置が順番にずれているのは、
糸の並びにしたがって音階ができているからです。
絃・・・昔は絹を使用していましたが、
今では、ほとんどの場合、合成繊維でできた絃を使用しています。